SEGの古川昭夫社長の『英語多読法』

どうしてこの本にたどり着いたのかは覚えていないのですが、「おおお、SEGの社長の本!」と衝動買。というのも、数学、物理、化学など理系の講義が有名なSEGですが、英語の講義もよくて、多読講座の話も耳にしていて、どんなのか知りたい!と。
# SEGには中高6年間通っていたので、若干贔屓目かも(^^;

英語多読法 (小学館101新書)

英語多読法 (小学館101新書)

本書で提案されている方法には、多分、反論する人いるだろうなあ・・・と思うものの、私個人としては試してみたく、さっそく今日本書にあがっているLR(Leveled Readers)やGR(Graded Readers)を本屋さんに見に行こうと思っています。

  • GR: 英語を母語としない英語学習者向けの英語の本で、段階的にレベルが上がっていく本のシリーズ。
  • LR: 英語を母語とする幼児〜小学生向けに、段階的にレベル分けされた絵本。

SSS基本用語集

GRは、中学か高校の夏休みの課題で配られて読んだことがあるのですが、多分その本が悪かったのでしょう、死ぬほどつまらなかった・・・。学校で指導された読み方も今考えてみるとあんまりよくなかったのかも。そんなこんなで、この系統の英語本は敬遠気味でした。ただ、本書を読んでみると、おもしろいものもありそう。食わず嫌いはmottainai!ということで、再度チャレンジしてみます。

SEGのウェブサイト内にあるSSSのページにたくさん情報があります。本書で多読の概要を知って覗くと、より活用できそう。

# ブックマークついてますねー!

そんなこんなです。「こんな勉強方法もあるんだ、ほー」と覗いてみるとよいと思います(^^)手にとって損はないかと。何より「つまらない本はやめてOK」など、根性万歳まじめ一筋ではなく、「楽しい勉強重視」のSEG精神てんこもりなのが個人的には好きなところ。おすすめです。

■ 余談: 基本的には苦しいの嫌い、でも好きな根性一筋英語学習本もある

私の母は、昔英語の先生で、そのあと翻訳をはじめて20年くらい。単語帳を作れとか、市販の単語帳を使って覚えろとか、一度も言われませんでした。私があまり暗記得意ではなく、学校で単語帳が配られても、ぽいっとしてしまったのもあるのかも。単語帳作る宿題もきちんとしませんでした。ついぞきちんと単語帳をこなすことなく、最初から最後まで読んだのは、地方の大学を受けに行く電車の中と前日(==)どうしていたかと言うと、文章の中で出会って覚えればいいよ方式で、これは本書の多読とちょっと通じるのかなと。

スーパー難しい単語がすし詰めになっている『発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング(CD3枚付) (CD BOOK)』も手元においてはあるものの、時々意を決してぱらっと見る程度・・・。三つ子の魂百まで。SEG的楽しい勉強法で死ぬまでいくのでしょう(^^;

根性で行くぜ!と言う本の中にも、良書はあって、日本Googleの会長の村上さんの英語本はとても好きです。村上さんの英語学習のエピソードも楽しめます。この本は、レイアウトや挿絵など、デザインも好きな一冊。