石田博 著 『10種のぶどうでわかるワイン』

当初『10皿でわかるイタリア料理』という本が気になっていたのですが、結局迷いに迷ってタイトルの『10種のぶどうでわかるワイン』を購入しました。イタリア料理の方も近々読みたい!

10種のぶどうでわかるワイン

10種のぶどうでわかるワイン

これまで何度も「ワインについて知りたい!」と勉強しようとして挫折に挫折を重ねてきました。手にしたワイン本ははずかしいほどだし、費した金額も私にしたらかなり(まあ、飲んだ分はおいしかったからよいのですが…)。有名シャトーはこれで、このぶどうで、ここの土地は … と何の記憶の手がかりもなく覚えるのは、いくらワイン好きでも、三度の飯より三度の飯が好きでも厳しい。知っていたらかっこいいよねとファッションとして知ろうというやましい気持ちもあり w

そんな私ですが、この夏友人の親戚のご好意でドイツでワインを生産している地域にお邪魔させてもらう機会があって、「今度こそいけるかも!」と本屋さんで目にとまった本書を購入したのです。

ワインの生産地をより身近に感じる機会や、ヨーロッパ留学中の旅の土地勘など、リアルな体験が手伝って「あ、このぶどうはこの前訪れた地域のワインだぞ」「フランスのアルザスはよく遊びに行った地域のご近所だ」と無理なく知識を広げていくことができそうです。「よし!覚えるぞー」と意気込むのではなくて、「ワイン含めいろいろなものを好きな地域からぼつぼつでいいか」と肩ひじはらずに気が抜けたのもあって、ひさびさのワイン本、すっと読めました。以前なら数行読んで眠くなっていたところ、1日ほどで読んでしまいました。著者が体験を交えて読みやすく書いているというのもあると思います。

そんなこんなでワインまだまだ知りたいです。来年はぶどう摘みに混ぜてもらえるということでとても楽しみです。

■ 余談: おいしいイタリア

冒頭で今回読んだぶどうの本と『10種のぶどうでわかるワイン』のどちらを買うか迷った…と書きました。

10皿でわかるイタリア料理

10皿でわかるイタリア料理

私は料理をするのも食べるのも大好きで、イタリアのデザインにも興味があって、何度となくイタリア語を始めては挫折しています。。。ワインの勉強のように w そんな私ですが、一冊だけ手元においてイタリア語を勉強しない時でもしばしば眺めるイタリア語本があります。その名も『おいしいイタリア語』。

おいしいイタリア語

おいしいイタリア語

肉や魚について、季節毎のイタリアの野菜について、調理道具について、イタリア語の単語とともに豆知識が日本語で書かれていてイラスとがきれいと来ればね、もうぱらぱら見ずにはいられません。

イタリアのアーバンファーミングのプロジェクトとご縁があって、彼女たちを訪れてディープなイタリアを体験したらイタリアのワインの勉強もイタリア語の勉強もすすむかな、なんて思わずにはいられません ;)