オーストリアに6ヶ月以上滞在する準備メモ 1 ― 日本でのDビザ取得

来週から一年、オーストリアで研究してきます。無事ビザを取得しました。ほ…!

アメリカなど渡航する人が多い国はウェブ上にたくさん情報があるのですが、オーストリアについてはあまりない…/^o^\

あ、でも、以下のページはとても参考になります。
オーストリア移住情報・査証編

私の場合についてまとめておきます。あと、、、ビザ申請中はパスポートを預けてしまうので、海外に渡航できません!要注意。

■ Dビザ

現地の大学に入学する場合や、6か月までのそこまで長くない滞在の場合はいらないようです。私は研究のためリンツ芸術大学に1年在籍させてもらうのですが、こういう場合はDビザを発行してもらうようです。どういうケースに当てはまるかは、日本のオーストリア大使館に電話またはメールで聞いてみましょう。

オーストリアの 大使館 東京 – Österreichische Botschaft Tokio

Dビザが必要ということになったら、以下の書類を揃えて大使館へGo.東京の大使館で平日9:00-12:00のみ受け付けで、非東京在住者にはちょっとハードル高いです。

http://www.bmeia.gv.at/en/embassy/tokyo/practical-advice/travelling-to-austria/consular-affairs/visa.html


私が提出した書類を参考までに書いておきます:

  • 申請用紙 MS Wordの申請用紙
  • パスポート
  • パスポートのコピー
  • パスポートサイズ写真1枚(眼鏡を外して、髪が顔にかからないように!)
  • Invitation Letter ※来ていいですよ!というレターを受入先の先生に書いてもらいました。受入期間が明記してあること、正式な書類であることを示す「レターヘッド」「サイン(または印)」が大事
  • 経済的証明(両方あるに越したことはないのですが、片方でもいいみたい)
    • 奨学金給付証明(英文) オリジナル+コピー ※これまたinvitation letter同様、「レターヘッド」「サイン(または印)」が大事
    • 銀行口座残高(英文または独文) オリジナル+コピー ※銀行のコールセンターに電話をして、「英語の残高証明書を送ってください」で送ってもらえました(新生銀行)。
  • 宿泊先証明:原則、宿泊予約確定書、契約書等 ※大学の宿泊施設を予約してもらったのですが、期せずしてイースター休暇で確定所が手に入らず、予約のやりとりのメールで代用しました。
  • 保険加入証明書:総体的にカバーされた内容の保険、疾病治療費用・傷害治 療費用のカバー金額 が3万ユーロ相当以上のもの ※保険会社に連絡して英文の証明書を発行してもらいました。
  • 在職証明書または在学証明書 ※現在在学中の大学の発行機で英文証明を発行
  • フライト確定書 ※大きなずれがなければ、invitation letterの受け入れ期間ぴったりでなくてもOKとのこと。私は1,2日ずれがありましたが問題ありませんでした。
  • 返信用封筒(切手貼付) ※トラッキングできるのがよいとのこと。私は日本郵便レターパック500を大使館近くの郵便局で購入して持っていきました。


私のケースの「宿泊先証明」を見るとわかるのですが、ある程度柔軟に対応していただけるようです。期間が迫っている場合はとりあえず相談してみましょう。

東京在住でない人は、事前にある程度メールで書類の確認をしてもらっておくと、いざ東京のオーストリア大使館に書類を出しに行ってこの書類では…ということがなく、よいと思います。私はinvitation letterを最初電子版で送ってもらい、大使館に確認してもらったところ、受け入れ期間が抜けていて、修正後送付、と手戻りが発生せずすみました。


またあらためて、現地で滞在許可証を取得するために必要な書類について書きます。