ごめんなさい、ありがとうございます、基本的なことは万国共通だと思う

滞在許可のための書類の提出がやっと終わりました。いろいろなところと連絡をとって、市役所や大学を行き来すること数ヶ月、長かった…。

やっとこさ手続きを終えて思うことはタイトルの通り

ごめんなさい、ありがとうございます、基本的なことは万国共通!

これだけで大抵親切にしてもらえる気がします。

滞在許可やビザ申請などの手続きに泣く人は結構多くて、大使館、所属組織、現地の申請先の係官が怖かった(TT)という話は実際に聞くし、インターネットでもいろいろな体験談が飛び交っています。私自身、2度くらい「ひえええ!」となったので、もう!!!!!という気持ちはよくわかります。

ただ、手続きの都合で何度となく同じ人とやりとりする内に(毎度かなりガクガクブルブルしましたが)、彼らも人の子、自分と同じく気分に波はあるだろうし、そりゃドイツ語をまともに話せない日本人が英語で手続きしようとしたらねえ、機嫌も悪くなろうさ、と思うようになりました。# でも意地悪はだめだよね!

手続きの辛さのひとつに、「英語ができても英語で話してくれない係官がいる」というのがあって、実際に私もドイツ語で話しかけられて「入って、そこの椅子に座ってください」くらいはわかるものの、私から話しかけるのは英語で、「私に英語で話すの?」と言われたことがありました。あと、別の人には「あなたもうちょっとドイツ語勉強した方がいいわよ」と言われたことも。でも、よくよく考えてみると、オーストリアはドイツ語が公用語の国で、私の不勉強は明白なんですよね。「ごめんなさい、英語で手続きができると嬉しいです。」「ドイツ語は今勉強しているところで、、、お手数おかけします、英語で手続きしたいです。」というと、特に問題なく英語で親切に対応してくれました。多分、「ごめんなさい」「英語でもいいですか?」というちょっとした一言が大事なのだと思う。みんな英語が流暢でも、やっぱり母国語に比べたら使いにくいもんね。

あと、どんなにきつい人でも、「英語で対応してくれてありがとう」「さようなら!」と元気にドイツ語で言うと、ニコニコってしてくれます。次にまた手続きに行った時は「ああまたあの日本人が来た…」とちょっとだけ和やかな気も(^^;

そんなこんなで、「ごめんなさい」と「ありがとう」と、めげずに元気に笑っていることは万国共通で大事なんだなと改めて思うのでした。

滞在許可申請の紆余曲折やtipsはまた改めて書きます。やれやれ、ほっと一息!