『インタフェースデザインの心理学』拾い読み
最近 facebook のタイムラインでちらほら見かけた『インタフェースデザインの心理学』を拾い読みしました。今作っているウェブアプリ Kcanvas やプロダクト Mobile Garden のヒントになればいいなと思って :)「拾い読み」と書いたのは、目次で100の指針のうち気になったものをピックアップして読んだからです。
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
- 作者: Susan Weinschenk,武舎広幸,武舎るみ,阿部和也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 大型本
- 購入: 36人 クリック: 751回
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目次で興味を持ったのは以下のようなトピックは9つ。個人的な興味から …
- 一度に覚えられるのは4つだけ
- マルチタスクは事実上不可能
- 競争意欲はライバルが少ないときに増す
- 「同じ釜の飯を食った仲間」の絆は強い
- 7つの基本的な感情は万国共通
- お金より時間
あと、研究と関連して …
- 情報を覚えておくには使うことが必要
- 人は物語を使って情報をうまく処理する
- データより物語の方が説得力がある
たしかに100の指針はおもしろくて、こういう風に一冊の本にまとまっているのはとても価値のあることだけれど、かと言って、ものすごく目から鱗が落ちるようなものは少ないし、実用書だから仕方ないといえば仕方ないのだけれど、心に残るものでもない。
ううーん、何だろう、、、うまく言えないのですが、2940円は高いかも。日本語版は特に。英語の Kindle 版ならぎりぎりOKかなあ。残念ながら友人やブログを読んでいる人に「もう絶対買って!おすすめ!」とは言い切れません。
というわけで、図書館か本屋さんで見てから購入を決めてください。かく言う私も大学の図書館で借りて読んで、「ああ、2940円セーブできたわ…」と思ったくちです。
そんなこんなの『インタフェースデザインの心理学』拾い読み、でした :)