遊行浮浪の教科書をもりもりあげてみます

高城剛さん、最近新刊出さないなあ、『オーガニック革命 (集英社新書)』や『サバイバル時代の海外旅行術』は誰かにあげちゃったけど、買い直してもう1回読もうかな…とAmazonを覗いたら、出る!新刊出る!今月出る!やっほーい(><)

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

タイトルからして期待大です。住所不定、職業不明w

で、遊行浮浪の教科書を集めてみることにしました。高城剛さんの本だと以下の3冊が特に遊行浮浪本です。中でも一番好きなのは『サヴァイヴ!南国日本』。もともと引越し人生(次で11回目!)で、物いらない、身軽万歳だったのですが、改めて、好きな行き方に気付いた本。

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

70円で飛行機に乗る方法 マイルを使わずとも超格安で旅行はできる  (宝島社新書)

70円で飛行機に乗る方法 マイルを使わずとも超格安で旅行はできる (宝島社新書)

サヴァイヴ!南国日本

サヴァイヴ!南国日本

遊行浮浪の乗り物の中で、電車と飛行機が大好きです。以下2冊は、今では随分身近になった格安航空会社LCCについて書かれたもの。こんなLCCがあるよというガイドと格安航空会社世界一周珍道中を描いた旅エッセイです。

格安航空会社の選びかた (趣味の教科書)

格安航空会社の選びかた (趣味の教科書)

格安エアラインで世界一周 (新潮文庫)

格安エアラインで世界一周 (新潮文庫)

最近読んだ本だと、『全貌ウィキリークス』がすごい。すごすぎ。WikiLeaks創設者のジュリアン・アサンジ氏は37回も小学校を転校していて、大きくなってからは国から国へWikiLeaksと共に移動中。どんな鞄で、どんな装備でうろうろしているかも読めて、WikiLeaksを知る読み物としてはもちろんですが、遊行浮浪本としても読みごたえありすぎです。

全貌ウィキリークス

全貌ウィキリークス

キャリーケースにAppleのディスプレイを突っ込むシーンが見られる動画がありました(==)いや、その発想は、小さいもの大好きな日本人にはない…

YouTube

あと、大前研一さんの国や地域の名前がついている本は、行き先候補の妄想に◎

東欧チャンス (PATHFINDER (5))

東欧チャンス (PATHFINDER (5))

ロシア・ショック

ロシア・ショック

今もなお自分の足でぶんぶん見てまわっている大前さん、旅本も出しています。学生時代にはツアーガイドをしていたなんてあまり知られていない過去も。すごい。

旅の極意、人生の極意

旅の極意、人生の極意

遊行浮浪は歴史を学ぶとより楽しめそう!ということで、池上彰さんの『そうだったのか!xx史』『そうだったのか![国名]』シリーズおすすめ。文庫で出ていて、旅に優しいです。

そうだったのか! 現代史 (集英社文庫)

そうだったのか! 現代史 (集英社文庫)

そうだったのか! アメリカ

そうだったのか! アメリカ

滞在場所よりもうちょっと長めに「住む場所を選ぶ」という観点だと、『クリエイティブクラスの世紀』で一躍脚光を浴びた(多分)リチャード・フロリダ教授の『クリエイティブ都市論』がかなり eye opening です。

クリエイティブ都市論―創造性は居心地のよい場所を求める

クリエイティブ都市論―創造性は居心地のよい場所を求める

詳しくは、暴走気味の読書感想文に、好きな箇所を引用しつつ書いています。

リチャード・フロリダ著 『クリエイティブ都市論』 ― 真剣に住む場所選んでいますか?21世紀遊牧民的教科書 - aki note

遊行浮浪 ready な仕事を考えるという意味では、ダニエル・ピンク著『フリーエージェント社会の到来』もおすすめ。保険がなくって…といった暗い面も書いてあるのですが、ロケーションフリーの仕事の未来と合わせて個人的にはポジティブにとらえたいところ。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

国際的に活躍する指揮者・小澤征爾さんの若かりし頃の遊行浮浪エッセイをどうぞ。もうほんと、明るすぎて、愉快すぎて、多分大変なこともあったのだろうけれど、パリ、ベルリン、ニューヨークなどなど、ぶんぶん飛び回っていて爽快です。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

最後に、遊行浮浪、いろいろな生き方があってよいんじゃないかなという1冊を。正確には旅本ではないのですが、著者のちきりんさんは50ヶ国以上を旅したとのことで、もう、それだけで大大大尊敬。旅している人は、寛容で優しい人が多い気がします。

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

この本の中に書かれていた、ブルー、ホワイトに続く、ゴールドカラーなる概念も興味深いです。詳しくは著者による記事をどうぞ。

ちきりんの“社会派”で行こう!:新たな職種層、“ゴールドカラー”の登場 (1/3) - ITmedia ビジネスオンライン

また思い出したら書きます(^^)

■ これから読みたい遊行浮浪本

研究科でも開催している「知的書評合戦ビブリオバトル」で紹介された遊行浮浪本。母も読め読めと言うので、渡欧文庫の中に入れました。

何でも見てやろう (講談社文庫)

何でも見てやろう (講談社文庫)