はやい時期に国外に出て芸術に取り組んだ日本人の本がおもしろい
ひょんなきっかけで、画家の岡本太郎さんの本を読んでいます。テイストはちょっと違うのですが、読みつつ、指揮者の小澤征爾さんの本を思い出しました。
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 小澤征爾
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/11
- メディア: 文庫
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どちらもとてもおすすめ。なんていうか破天荒(^^;
岡本太郎さんの本には、戦前のパリで、あんな本を読んだ、こんな本を読んだという記述があります。ヤスパースなど、哲学者の名前も挙がっていて、小説から硬派な古典まで。ここから今までにない方向に読書の幅が広がりそう。オーストリアに渡航する時には、硬い重い重い、3回読んでもわからないような古典の文庫を持って行こうと思います(長持ちしそうだしw)。
ふたりともパリという土地に縁があって、あと、小澤征爾さんはベルリンにも縁があったとあり、どちらの街も、渡欧したら訪れてみたいです。
というわけで、何というか、どうおもしろいのかはまだうまく語れないのですが、「はやい時期に国外に出て芸術に取り組んだ日本人の本がおもしろい」と思う今日この頃です。