外国語の文章構成支援する messy な環境を試作しています

新しいデモをYouTubeにアップロードしてみました。

日々Lang-8でドイツ語日記を書く時に使いつつ、「こうなったらいいなあ」「これは動かしにくい」というのを追加・削除しています(^^;

今できることは以下の3つです。

  • 機械翻訳「I saw "Inception" today.:ende」と書いて、翻訳したい個所を指定、Ctrl+T
    • from 言語(ここでは英語)からto言語(ここではドイツ語)に翻訳。最初、言語指定子を文頭で指定するようにしていたけれど、文末が打ちやすい。
    • 逆向きの翻訳も提示。機械翻訳で変になっていたらうまく戻らないので、チェックする用途でくっつけてみました。
  • 辞書を引く
    • 今は英語だけ。多言語にしたいな。
    • オーストリア???」と "???" で、変換してくれます。複数候補がある時どうしようね。今後のTODO。
  • その表現がウェブ上で使用されている頻度を提示
    • 「Ich sah einen Film」などと書いて、指定、Ctrl+G。検索エンジンでヒット数を調べて教えてくれます

検索エンジンを使うところはもうちょっとコーパス的な機能を付け加えたくて、「It was *[Adj] hot yesterday」と書いて、指定、Ctrl+Gで、形容詞候補を返してくれるなど作っていきたいです。

基本的な思いとして、

  • 頭の中は messy
  • 情報をもっと直観的に扱いた(目で見たり、手で触ったりしたい)
  • 情報は生き物みたい

というのがあって、形は違えど、日々作るいろいろなものは、これらに考えに根ざしている気がします。

文章も、最初にきれいな完成形を書くのではなくて、パズルみたいに部品を組み合わせたり、この文章のいいまわしは一般的かしらと調べたり、そんな試行錯誤の繰り返しの中から、最後にきれいな文章が出てくるのだと思います。考える言語も、文章によって、日本語だったり英語だったりします。

…と私は messy な環境で考えるのが好きです。一般的ではないのかな。うちのお母さん(翻訳者)は似たような感じみたいなのですが。

もうちょっと先を目指して、文化の違いも反映できるとおもしろそう。アドバイザーの先生とお話しする機会があって、「文化の違いも吸収できるとおもしろいですね」と。ある言語にしかない表現ってありますよね。インターネット上の文書を使ってうまく見つけられないかな。

外国語、楽しいな(^^)