『芸術闘争論』、関連動画から、欧米の美術の教科書を読んでみようと思いました
日本と欧米の美術教育が違うという話を村上隆著『芸術闘争論』で読んだり、ニコニコ動画の対談で見たりしました。ほうほう。
- 作者: 村上隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
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「村上隆の芸術闘争論#2 日本の美術教育はどう特殊なのか(vs森川嘉一郎)」では、実際に欧米の美術の中学校の教科書が出てきます。
美術史、模写、で、表現もする。日本は表現をするところがメインでしょうか。日本の美術の教科書も出てきて、ぺらぺらで不思議な内容とのこと。日本では美術は主要科目には位置づけられていなくて、主要科目で疲れた学生を癒すもの的な扱いのようです。で、自己を表現しよう的な内容になっていると。ふむふむ。
で、上の写真の教科書の内、一番手前のものが日本でも買えるようなので読んでみようと思います。しかし、この邦訳の高さと翻訳者の多さ・・・(^^;英語のポケットエディションでいいかな。
The Story of Art: Pocket Edition
- 作者: E.H. Gombrich
- 出版社/メーカー: Phaidon Press
- 発売日: 2006/10/07
- メディア: ペーパーバック
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個人的な経験では、アメリカの小学校では美術の時間、なかった気がします。小学校高学年や中学になるとしっかりあるのかな。ただ、子供にも美術館や音楽会が開かれているとは感じるかも。模写している人もたくさんいる。夏にリンツに行った時にも、親が子供の手を引いてアルスエレクトロニカを見に来ていたりするんですよね。ちょっとした違いがある気がします。
ああ、しかし、新しい視点を提供してくれる『芸術闘争論』にはとても感謝しています。