とても不思議な映画 「ノルウェイの森」見てきました

夏前までは、毎週水曜日は映画を見に行って視野を広げよう!と意気込んでいたのですが、最近とんと御無沙汰でした。で、久々に見に行ってきましたよ、「ノルウェイの森」。最寄りの映画館で上映されていなかったので、公開から少し遅れてしましました。

不思議な映画でした。ほんと不思議。ワンシーンだけものすごいどきっとする怖いシーンがあります。ビョークが主演だった「ダンサーインザダーク」という映画で感じた怖さと似ています。ずっと忘れてたのに思い出しちゃった(==)あと、京都の山奥という設定の精神療養施設の風景が圧巻。何というか、今まで見たことのないシーンと雰囲気の連続な映画で、「不思議」の一言。悪い意味ではなくて、見る価値はあると思います。

何人か誘ってみたのですが、みんな都合がつかず。見終わってからやっぱり誰かと行って、あとで感想を話し合いたかったな。特にアートな人。

そんなこんなの映画「ノルウェイの森」。小説も読みなおしてみたくなりました。大学闘争のシーンなんかは親世代よりもちょっと上で、母が懐かしがると思うので、教えてあげようと思います。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

■ 余談: よかった俳優さん、女優さん

主人公ワタナベくんと同じ寮に住むナガサワさんが「人生は限られているんだから、時の洗練を受けていなものを読むなよ」といった趣旨ことを、本を読むワタナベくんに言うシーンも、ほうほうなるほど、と印象的でした。ナガサワさんは玉山鉄二さんという俳優さんが演じていたようで、かっこよかったです。

ナオコ役の菊池凛子さんもよかったです。あんな役よく演じきるなあと感心しました。さすがだ。