お肉を食べる量を減らしていっています、といった雑記です

「もう絶対肉、肉ないと困る、山盛り焼き肉したい …」という方ではなくて(友人には殆ど肉とご飯しか食べない人がいたな w)、お肉は好きですがそんなに食べなかったんですね。もともと野菜が好きで、年をとって更におじいちゃんやおばあちゃんの和食みたいなのが好きになり、そんなこんなで無理して食べなくてもいいやと。もちろんおいしいから時々いいお肉をちょっと買って食べはします。。。

何で今お肉を食べる量を減らしていっているかというと、1年ちょっとのヨーロッパ生活を経て、食肉に伴う環境破壊の問題やアニマルライツに目が向いたことが大きいと思います。「動物のことを考えていない国なんて先進国じゃないよ」と言った友人の言葉も忘れられません。原発の事故も私に食べ物のことをものすごく考えさせました。食べること、料理することがものすごく好きなだけに。今も考えます。

お肉の量を減らすと、たんぱく質の不足など、栄養面に気をつけていかないといけないのだけれど、豆や豆製品、お麩などを活用すると驚くほどいろいろな料理ができます。もともと日本では食肉があまり盛んでなかったこと、京都は特に海から遠かったことから、豆腐などのたんぱく源やその調理法が充実したなんて記述を振売に関する論考で最近読みました。京都+++。

現代日本でも随分理解はされてきたと思うものの、環境の話や彼にアニマルライツについてはあまり話題にならない。卵もケージで飼われている鶏のものが主流で放し飼いの鶏の卵は時々見かけるくらい。卵のパッケージではどういう餌が与えられていかに栄養が強化されているかが強調されている :( 京都にはこういう話をしても変な顔しない、真摯な人たちが身近にいてうれしいです。

そんな中、レシピを探すのにも苦労するなあ … と思ったら NHK の朝のラジオすごい。カノウユミコさんという方が、野菜の使い方を紹介しているのですが、菜食とは明言していないものの、掲載されているレシピの材料は全部植物性のもの。早速豆腐マヨネーズ試してみましたがおいしかったです。
http://www.nhk.or.jp/suppin/foodcourt/vegetables.html

飛行機大好きなくせに言うなって言われそうですが、やっぱり環境にはやさしくありたいし、ケージにぎゅうぎゅうに動物が詰めこまれてそれが食べものになっている現状には申し訳ないです。最近手にした『畑とつながる暮らし方』という本に「買い物は投票」とありました。そういうのは食べない買わない、一票を投じない。

そんなことを考えつつ、お肉を食べる量を減らす今日この頃です。

■ 余談: 菜食に役立つ本

前述『畑とつながる暮らしかた』で紹介されていた、北海道の豆屋さんの豆料理の本です。

べにや長谷川商店の豆料理

べにや長谷川商店の豆料理

カノウユミコさんたくさん本出しているんですね。柴田書店からっていうのもいいなあ。いくつか手にとってみたいです。

菜菜ごはん日記 上巻

菜菜ごはん日記 上巻