いろいろやっておくのススメ - こんなところで編み物が役立つなんて!

先日、Couch Surfing の集まりで、Stitch and Bitch Linz という編み物会のホストと知り合いました。すごく素敵な女性。

Wir maSchen was wir wollen.. Stitch and Bitch Linz

さっそく参加するぞ!と、モチーフ編のバッグを作ることにして、毛糸を買って(編み針は持ってきた)、編んできました。みんなで編み編み、時に話し、ご飯を食べつつ。たのしかったです。編み物ができあがるのに加えて、ドイツ語の勉強にもなるし、共通の趣味を持つ人たちとも知り合えるしで一石三鳥。

小さい頃に母が手芸をあれこれ教えてくれなかったら、編み物ギャザリングを覗いてみようなんて思わなかったんだろうな。いろいろやっておくのって一見無駄にも見えるかもしれないけれど、大事なのかもしれない。一時期教育ママ(今はもう使わないかな?)になりかけていたけれど、概ねとてもありがとう母。

外国(特に英語圏以外)では、言葉がなくても大丈夫な物づくりやスポーツといった趣味が威力を発揮するんじゃないかな。多少言葉がぎこちなくても、場にいることができるし、一緒に何かを作ったり、体を動かしたりしつつ、コミュニケーションすることができます。# 私の手持ちのカードでは、物づくり系だと手芸、洋裁、絵、料理、プログラミング、スポーツは殆どないのですがスキー、スケート、釣などがあります。

「人とつながるきっかけになるわ、うふふ」などと見返りを期待することなく、「趣味を作らなければ」などと脅迫観念に駆られることなく、好奇心に従って、ピンときたものにあれこれ手を出してみてはいかがでしょうか?きっと人生って豊かだなあ…と思えるはずです(^^)

■ 余談: 日本の編み物テクノロジー

Couch Surfing の集まりでは、「日本の毛糸っておもしろいよね。好きでいくつか持っているよ!」と言われ、今日は今日で「何それ!両サイドが違う号数になってる鍵針なんて初めて見た」と言われました。日本人魂が発揮されそうな分野ですねw 「ああ、日本人はこういうのをハックするのが好きなの!」と答えました。日本にいると、日本の毛糸も両サイド編める鍵針も普通のものですが、こんな分野でも愛されているよ、日本のいろいろ。