無理なことは無理、それはそれでいいじゃないという潔い本3冊
野口悠紀夫 著『「超」整理法』を読んでいます。20年近く前、1993年に出版された本なのに今でもふむふむと思えて、「(個人の扱う非定形の情報を)分類するなんて無理!」と潔く言いきってしまうのが痛快です。
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1993/11/01
- メディア: 新書
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で、この手の無理なことは無理!と言っちゃう潔い本を他にも2冊思い出しました。
- 作者: 村上憲郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 木田元
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 文庫
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『村上式シンプル英語勉強法』では「英作文なんて無理、英借文をすべし」(手元に本がなくて原文そのままじゃないです)、『反哲学入門』では「日本人が西洋哲学を理解しようなんて無理、土台考え方が根本的に違うんだから(…と言いきっていたっけ、ちょっと怪しい)」。
この3冊、どれも無理なもの(分類、英作文、西洋哲学理解)は無理として、じゃあどうしたらいいのかを悲観的にならずにユーモアを交えて教えてくれます。それもまたいいところ。所謂自己啓発書の「XXしなさい」的な何かとは違う。
そんなこんなの何だか潔い3冊でした。どれもよい本、読書の秋のお供にいかがでしょうか。
# 去年ライターアルバイトをしていた時に科学・技術の読み物がおもしろいよ!という記事を書きました。合わせてどうぞ( ^^)つ好奇心を刺激する!はてなブックマークで人気の「科学・技術の読み物」 - はてなニュース