メモリのアロケーション&フリーよろしく生きていくこと
ずっとうまく言葉にできずにいたのですが、朝起きて「そっか!」と言葉になりました。
メモリのアロケーション&フリーよろしく、必要な時にもらって、共有して、終わったら返す…で生きていくと気持ちいいのかも
世界中のあちこちに移動できて、必要に応じて移動する時代(になりつつある昨今?そもそもこの前提が間違い?)、あれもこれも「自分の!」と囲い込んでいるのはあまり健康じゃなさそうだし、囲い込んでいたら移動できない。
# といっても、自分の持っているものを大切にして「移動しない」という選択肢もあって、結局はトレードオフ、いろいろな価値観の人がいるから世界は美しい!…とは思うのだけど(^^;
日本の外に出てみると、生まれはA国、育ちはB国、C国で勉強して、今度D国で働くの!なんてことは珍しくなくて、一時的にいろいろ持っていても、意外と身軽(なように見えます)。家具付き(furnished)文化、フリーマーケット文化、シェア文化。人間関係を見ても、カジュアルに数が多いのは「移動」のせいなのかもしれない。社会ネットワークの本か何かで以前読んだのですが、欧米で友達というと1000人規模なのに対して、日本では100人規模(ソース不明、ごめんなさい…)。どちらが良いという話ではなく、いろいろな機会に移動した結果、ゆるいつながりが増える。で、今はたまたまゆるいつながりから生まれる価値が威力を発揮する時代なのだと思う。
こんな時代、多分今までの価値観を変えることを迫られていて、モノは必要な時にもらったり買ったり、使わなさそうだったら人にあげたり売ったり、人間関係もがんじがらめに縛り縛られ過ぎず、ソーシャルメディアの恩恵にあずかりつつ、出会いと別れを味わう時代なのだと思う。独り占めしすぎて、モノが使われなくてもったいないというだけならまだしも、人の有限な時間を毀損してしまうというのは、何ていうか、とてもいけないことなのだと感じています。個人と個人の関係もそうだし、個人と組織の関係も。
いろいろなモノ、ヒトが世界を巡り巡って、健全な何かが実現されるんじゃないかな。
で、これが何に似てるのかなと思ったら、メモリの確保と解放に似ている!と起きて早々ピンときたわけです。必要な時にもらって、終わったら返す。「誰に?」と言われると難しいけれど、きっと「世界に」。
そんなことを思う9/11から10年目の朝です。
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