ラマダン終了1日前に思うこと―根性無しの私が何で続けられるのだろう?
友人が毎年ラマダンの断食をしているのを見て、私も一度は follow したいと思って数年、ようやく実行しました。まだ明日の日中は断食をするのですが、多分問題なく断食できるはず・・・と振り返りモードに入っています。
いろいろなことを考えて感じた1ヶ月でしたが、中でもとても不思議だったのが、根性無しでついつい逃げ道を探しがちな私がなんで断食を続けられたのか。
何でだろう?と考えていると、断食開始当初にラマダンの断食を私がしていると言っていいのか躊躇した気持ちと通じるものがあるような気がしてきました。つまり、誰かが真剣に信仰している宗教に土足で踏み込むようなことをしてはいけないし(チープな表現すみませぬ・・・)、始めたからには襟を正して取り組まないと、というものです。個人的に「よし、今日から30日XXをするぞ」と決めるのとは似て非なるものでした。これが多分、根性無しの私が断食を続けられた理由。そうでもなければきっと、10日と持たずに中断していたと思います。
世界にはいろいろな価値観、信条の人がいて、できる限り尊重したいし多くを学びたいと思っていて、ラマダンの断食をしてみようと思ったのも、新しい価値観のような何かを心身に刻んで、寛容になりたいと思ったからなんだ。
明日ラマダンが終わったらまたきちんとエントリーを書きます。
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■ 参考文献
- 作者: 井筒俊彦
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