ラマダンの断食3週間経過、旅行中少し規則を曲げてしまいました・・・

旅行者は断食を免除されるとあるものの、「イスラム教徒の富豪の一部にはラマダーンに旅行に出かけ、断食逃れと呼ばれるようなことをする者もいる。」なんか悔しいぞ。wikipedia で調べるなんて、おいおい・・・かな(^^;

旅行者や重労働者、妊婦・産婦・病人、乳幼児など合理的な事情のある場合は断食を免除されるなど、ひと口に「断食」と言ってもその適用範囲にはある程度の柔軟性と幅を持つ点にも注意が必要である。
断食をするかどうかは原則として宗教的モラルの問題である。旅行者は断食を免除されるというのを拡大解釈して、イスラム教徒の富豪の一部にはラマダーンに旅行に出かけ、断食逃れと呼ばれるようなことをする者もいる。また、基本的に異教徒には強制されない。
ラマダーン - Wikipedia

とはいえ、プラハチェコ)からベルリン(ドイツ)に向かう電車は長時間止まるし、冷房がきつすぎてパジャマまで中に着込むも体温が下がってまずい・・・とコーヒーを買って、作りすぎて旅に持ってきていたお菓子を食べました。ベルリン滞在中は社交のためのコーヒーはOKに。あと最後の夜にはカレーパーティーで少しはやく夜ご飯を食べ始めてしまいました。意志薄弱

むむーと Tweet したところ、こんなことを教えてもらいました。

@akipponn サッカーのトルコ代表やエジプト代表の選手のほとんどがムスリムですが、ちょうど今くらいの時期からヨーロッパのサッカーリーグが開幕するので試合当日はちゃんとご飯食べているようですよ。柔軟に。
たか君さん on Twitter: "@akipponn サッカーのトルコ代表やエジプト代表の選手のほとんどがムスリムですが、ちょうど今くらいの時期からヨーロッパのサッカーリーグが開幕するので試合当日はちゃんとご飯食べているようですよ。柔軟に。"

なるほど、へええええ。サッカー選手みたいにすごいことはしていませんが柔軟に柔軟に。

いろいろなことを知ることができます。世界っておもしろいなと思わずにはいられません。ラマダン3週間経過、今週がんばって、いよいよ来週ラマダンが明けます。

■ 硬派な良書

イスラーム文化−その根柢にあるもの (岩波文庫)

イスラーム文化−その根柢にあるもの (岩波文庫)

イスラム研究で著名な井筒俊彦 さんによるイスラム文化解説。出版社は岩波wだし簡単にぺらぺらっと読める本ではありませんが、じわじわ読むのによい味わいのあるよい本です。イランが騒がしかった時にスーフィズムを知るべくわざわざ渡航したお友達に教えてもらいました(^^;