"Berlin ist arm, aber sexy" なベルリンが sexy 過ぎて来年から住みたいです

先週末、何となくしょんぼりしていて、旅に出ちゃうぞ!と週明けにプラハとベルリンに向けて出発しました。元気になりました、元気になりすぎました。ベルリンに住みたい…!来年博士論文を出したあと住めないかなあ。

何がすごいって、文化芸術の「何でもやっちゃおう」感に始まり、あり得ない物価の安さ(先進国ドイツの首都ですよ!)、「まあいいんじゃなかろうか」というゆったりとした雰囲気。まさにベルリン市長 Klaus Wowereit の言葉通り。

Berlin ist arm, aber sexy.(ベルリンは貧乏だけどセクシー)

在ベルリンのアーティスト曰く「物を作って暮らすのにベルリンほどよいところはないよ」とのことで、数日の滞在でしたが、まったくその通りだなあと思いました。惚れ惚れ。必ずしも比較対象とは言えませんが、6月に展示をしていたパリとはかなり違って、パリも愛すべき街なのですが、何と言うか、、、「ちょwwwベルリンwwwイイネ!」という感じで、意外性に満ち満ちていて魅力的。

で、さっそく暮らしたくなって、ベルリン在住の方にあれやこれや教えてもらいました。これまた驚きで、家賃は日本と比べて手頃で物件は広い(ただものすごく競争率が高いそう)、税理士さんを年間数百ユーロで頼めて、500ユーロも払えば高いくらい、永住の審査で必要な年収の条件も手の届く範囲 etc etc。「アート都市ベルリン☆」的な雑誌の特集はあれど、こんなことは実際足を運んでお話しを聞かなければ知る由もありませんでした。楽園。

ホストしていただいた z さん、紹介していただいた p さん、夕食に混ぜてくださった m さんはじめ、滞在中お世話になったみなさまには足を向けて眠れませぬ。

そんなこんなでセクシーなベルリンに首ったけです。ヨーロッパにいる間にまた行きたいです(^^)

■ ベルリンに興味を持ったきっかけ 『ボクの音楽武者修行』小澤征爾

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

世界的に有名な指揮者・小澤征爾さんの留学記。この中にパリとベルリンが出てきて、まだ見ぬベルリンにあこがれていたのでした。この本はちょうど留学のための奨学金を申請していた頃読んでいたので感慨深いです。今お母さんに貸しているけれど、今回のベルリン滞在を経てまた読みたいなあ。