Daniel Ellsberg and Julian Assange Talk WikiLeaks

ロンドンの記者クラブ「フロントライン・クラブ」で、米政府のベトナム戦争に関する機密文書「ペンタゴンペーパー」を1971年に公開したDaniel Ellsberg と WikiLeaks の編集主幹（editor in chief と書かれていることが多いんだよね）Julian Assange が対談している動画があるのですが、視聴数少ない…。貴重な動画なのにもったいない。貼ってみます。

…と思ったら、ほどほどの視聴数の動画があった。他の所にもあるのかも。

http://fora.tv/2010/10/25/Daniel_Ellsberg_and_Julian_Assange_Talk_WikiLeaks

1時間以上におよぶ対談ですが、見ごたえ有です。WikiLeaksの継続可能性、Bradley Manning へのWikiLeaksからの資金面での支援はないのか、などなど質問ばんばん出てまとめきれません。プライベートな質問に対して、Julian Assange が、NYTのdisgustingな記事見て言ってるんじゃないかな、とスルーするシーンも。

会場になっている「フロントライン・クラブ」は、WikiLeaks本を読んでいると、ぱらぱら名前を見かけます。WikiLeaksがtemporal HQをここに置いていたという記述や動画も。英国在住でWikiLeaksについて書かれている小林恭子さん（『日本人が知らないWikiLeaks』の著者のひとりでもあります）のエントリーを読むとどんなところか伝わってきます。

• 「フロントライン・クラブでのディスカッション」に解説補足＋情報の集積ジャーナリズム : 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
• ロンドンの「フロントライン・クラブ」でウィキリークスとジャーナリズムの議論 : 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

小林さんのエントリーの中で引用されているエントリーにも詳しいです。

• ウィキリークスと今のジャーナリズム（フロントライン・クラブでのディスカッション）: tnfuk [today's news from uk+]

こんなところがあるんだ。おもしろい。

昨年、WikiLeaksに興味を持って、何て言うんだろうな、短期間で、信じられないほど多くのことに興味を持てたのはよかったなと思います。はてなブックマークニュースで記事を書き始めたり、日本に居ながらいろいろな国の人と生活できていたり、タイミングがよかったのもあるのかもしれない。のんびりぬくぬくしている国のにも影響を及ぼしているんだな、すごいな、と思います。彼らの善悪は未だにわからない。