2011年に入って出会ったアタリ本を3冊紹介! ― ノンフィクション x 2 + エッセイ x 1

どれもこれもおすすめです。…が、ノンフィクション2冊『フェイスブック 若き天才の野望』『全貌ウィキリークス』はどちらも厚め重めなので、半月くらいかける勢いでじっくりゆっくりどうぞ。フェイスブック本には、半月かかりました(が大満足)。気楽に読書を楽しみたいという人には『ゆるく考えよう』がおすすめ!

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) 全貌ウィキリークス ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
# 期せずしてどの本の表紙も黄色い(^^;

■ ノンフィクション

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

短い時間にどたばたをぎゅぎゅっと詰め込んだエンターテインメント映画「ソーシャル・ネットワーク」とはまた違って、深く深くフェイスブックの創世記から今までを元フォーチュン誌の記者デビッド・カークパトリック氏が追った1冊。CEOマーク・ザッカーバーグの思想や、彼がフェイスブックで体現しようとしている主に透明性に関する思想、大義などにも触れられて鳥肌モノです。

全貌ウィキリークス

全貌ウィキリークス

昨日から夢中で読んでいます。『フェイスブック 若き天才の野望』の元フォーチュン誌のデビッド・カークパトリック氏ではないですが、この本も、WikiLeaksとかなり近い独シュピーゲル誌の記者がジュリアン・アサンジ氏と行動を共にして書いたノンフィクション。アサンジ氏の生い立ち、これまでの足跡からうかがえるWikiLeaksの思想を、何ていうのかな、「おもしろい」だけでは読み切れなくて、時に悲しい気持ちにもなる、そんな1冊。WikiLeaksというどうとらえてよいかわからない組織を、どうにか理解したいと読み進めてしまいます。なんでだろう?

■ エッセイ

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

もうちょっと柔らかめ。柔らかいかな、実は柔らかくないかも。人気ブロガーちきりんさんの日記が書籍になったもの。

Chikirinの日記

この本と合わせて、『フェイスブック 若き天才の野望』や『全貌ウィキリークス』を読むと、世の中いろいろな生き方があるよね、人生1回きりなんだよね…と思わずにはいられませぬ。ほどよくリラックスできて、新しい考え方がインストールされると思います。変な自己啓発書よりこの1冊推奨。