「Facebookってよくわからない」は将来、現在の「パソコン使えない」と同じになるのかな
映画「ソーシャル・ネットワーク」を見て、『フェイスブック 若き天才の野望』を読んでいるからかな。でも、それだけではない気がします。
何もかもをさらすのかさらさないのかは別として、使い方はもちろん、何がいいのか、何がマズイのかを認識して、いざ使わなければいけない時に communication ready じゃないけれど、そういう状態にはしておかないと、危ない気がします。危ないって言っちゃうよ。
コミュニケーションもガラパゴス化しそう。考えすぎかな。
「パソコンわかりません」と言っちゃう人がいた時代があって、次、「Facebookわかりません」、Oh no 取り残された…ということも起きそうな気がします。
老婆心、老婆心、失礼しました。
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
- 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/01/13
- メディア: 単行本
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内容も重量も重めの本ですが、半月かけてでもじっくり目を通す価値があります。当初は、読書は苦行ではないし、普段からFacebookを使っていて、映画「ソーシャル・ネットワーク」を面白いと思った人が読めばいいのかなと思っていたけれど、今は、「第10章 プライバシー」など、多くの人が読んだ方がよいと思います。
まだ読み途中で、今週中に感想文書けそうかな。とても学ぶところが多い本。
あと、この本では「透明性」という視点がことさら取り上げられるのですが、ある種、Facebookというかマーク・ザッカーバーグが理想とする透明性って、WikiLeaksなどに通じるのではないかなと思います。WikiLeaksについては、春までに、創設者のアサンジさんの自伝や、OpenLeaksの立ち上げを準備している元スポークスマンのドムシャイトベルクさんの本が出るので、楽しみです。彼らが世界に求める思想を知ることができる本だといいな。先日書いた記事もよろしければどうぞ(^^)