ある意味日本は理想郷なのかも − 差別の感覚がよくわからない
ここ最近、いろいろな国の人と接する機会があって、もともと国際読み物が好きで、時々、いわゆる「差別」の存在を認識します。人種差別やゲイ差別や。
# 私も黄色人種、女でマイノリティーで、世界広し、差別の対象にもなり得るのかな。今のところひどい目にあったことは全くないけれど。
それで、何でだろう、誰かを人種や主義主張で差別する気持ちというのがわからないんです。なんでそんなことするんだろう?人種も生まれたところも変えられないし、ゲイだからといって何があるわけでもなく。仕方ないことだし、相対していい人だったらそれでいいです。
むしろ、なんていうか、プロトコルが違いすぎる人を前にすると、困って、逃げたくなります。でも、多分、差別はしない、されたらやだし。しても仕方ないし。
どん底を経験することもなく、平和に古きよき日本で育ってそんなことを感じるのかもしれません。お人よしと言われようとも、差別を知らない、よくわからないことは、よいことなんじゃないかなと思います。
『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命 (新潮文庫)』や『希望の国のエクソダス (文春文庫)』を読みながら、そんなことを考えました。
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