知られざるアメリカ『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』

電車に乗って出かける予定があり、道中読もうと購入しました。COURRiER Japonの記事で著者の堤未果さんのことを知って何か著作を読みたいと思っていました。

事実が淡々と描かれたノンフィクションものというよりも、著者の体験を文章にしたライブドキュメンタリーといった感じで、どんどん読んでしまいました。電車に乗る前に一度開いたら止まらなくてかなり読んでしまったほど。

アメリカの信じられない側面に驚くはず。でも、驚きつつも、いつしかアメリカに憧れを持たなくなってしまったのは、本書で語られているような欺瞞を薄々感じていたからなのかもしれない？とも。

とても読ませる一冊、文庫で500円。超おすすめです。