2010年7月10日 新刊ピックアップ

技術書と、日本とアメリカは嫌われているの?という世界本の計3冊です。

Head Firstデータ解析 ―頭とからだで覚えるデータ解析の基本 なぜ日本は〈嫌われ国家〉なのか  世界が見た太平洋戦争 (角川oneテーマ21) 反米の系譜学―近代思想の中のアメリカ (MINERVA人文・社会科学叢書)

それではさっそく!



Head Firstデータ解析 ―頭とからだで覚えるデータ解析の基本

Head Firstデータ解析 ―頭とからだで覚えるデータ解析の基本

楽天ブックスHead Firstデータ解析 頭とからだで覚えるデータ解析の基本 [ マイケル・ミルトン ]

直観的にわかりやすいビジュアル重視のHedfirstシリーズにデータ解析に関する一冊が仲間入りしました。データ解析というと「難しいかなあ…」と敬遠しがちで、書籍もかたいものが多い分野ですが、この一冊からならはじめの一歩を踏み出せそうです。



楽天ブックス[rakuten:book:13700910:title]

「日本って嫌われてたの?」とタイトルに驚いてしまうのは、戦後埋まれの平和ぼけからくる奢りなのでしょうか。本書では太平洋戦争が各国の日本観/日本人観に与えた印象を検証しているとのこと。「アメリカは自身が嫌われていることを知るべき」といった言説を見かけますが、もしかすると日本にも知るべき何かがあるのかもしれません。自身の認識と突合せてみる価値がありそうな一冊。



反米の系譜学―近代思想の中のアメリカ (MINERVA人文・社会科学叢書)

反米の系譜学―近代思想の中のアメリカ (MINERVA人文・社会科学叢書)

楽天ブックス反米の系譜学 近代思想の中のアメリカ (Minerva人文・社会科学叢書) [ ジェームズ・W.シーザー ]

反米の系譜学 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

アメリカが世界から、特にヨーロッパからどう見られているのか、どうしてそう見られるようになったのか? ヘーゲルニーチェハイデガーボードリヤールといった思想家の視点をもとに検証する一冊。


自分自身のことだとなかなかわからないことも、まわりの目を通して見てみると、新な一面が見えるもの。国についてもまた然りではないでしょうか。

以上、本日の新刊ピックアップでした :-)