小説 『告白』 引き込む力がすごい、そしてこわい 

久しぶりに小説を読みました[1]。6月から上映が始まった湊かなえさんの『告白』。母に数回に渡って大プッシュされ、ついに読みました。

受賞歴や映画化も納得の読ませる作品。

2008年度の週刊文春ミステリーベスト10で第1位に、このミステリーがすごい!で第4位にランクイン、2009年に本屋大賞を受賞
告白 (湊かなえ) - Wikipedia

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

なんていうか、もう、読んでください。こわいよーーー。

この小説の中で起きることって、一歩間違えたら身近でも起こるかもしれないし、もしかするともう実際どこかで起こっているのかもしれない。リアルに描かれた人間の陰の部分とでもいいましょうか、そういうところがこわいです。中学に入りたての頃にいじめにあったのですが、思い出しました(==)

あと、筆者はよくこの題材を扱えたな、こんな風に微に入り細に入りリアルに描写できたな、とも。

小説求めている人には『1Q84 Book3』よりもオススメ、かも。引き込まれることうけあい!?

余談 [1] 久しぶりの小説

1Q84 BOOK 3』かid:tomomi_keepさんに教えていただいた『死神の精度』以来です。

小説って数が多いうえに、ビジネス書では通用する表紙買、タイトル買、目次買が難しかったりできなかったりするので本選びが難しい。そんな中で、よい小説に出会うきっかけは、ストライクゾーンをわかっている本好きのお友達にある気がします。