小説 『告白』 引き込む力がすごい、そしてこわい
久しぶりに小説を読みました[1]。6月から上映が始まった湊かなえさんの『告白』。母に数回に渡って大プッシュされ、ついに読みました。
受賞歴や映画化も納得の読ませる作品。
2008年度の週刊文春ミステリーベスト10で第1位に、このミステリーがすごい!で第4位にランクイン、2009年に本屋大賞を受賞
告白 (湊かなえ) - Wikipedia
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 文庫
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なんていうか、もう、読んでください。こわいよーーー。
この小説の中で起きることって、一歩間違えたら身近でも起こるかもしれないし、もしかするともう実際どこかで起こっているのかもしれない。リアルに描かれた人間の陰の部分とでもいいましょうか、そういうところがこわいです。中学に入りたての頃にいじめにあったのですが、思い出しました(==)
あと、筆者はよくこの題材を扱えたな、こんな風に微に入り細に入りリアルに描写できたな、とも。
小説求めている人には『1Q84 Book3』よりもオススメ、かも。引き込まれることうけあい!?
余談 [1] 久しぶりの小説
『1Q84 BOOK 3』かid:tomomi_keepさんに教えていただいた『死神の精度』以来です。
小説って数が多いうえに、ビジネス書では通用する表紙買、タイトル買、目次買が難しかったりできなかったりするので本選びが難しい。そんな中で、よい小説に出会うきっかけは、ストライクゾーンをわかっている本好きのお友達にある気がします。