Tech Founders Japan レポート その2: 米、あまりまわりは気にしてないw

Tech Founders Japanでは、「寝食を忘れるくらいやりたいことや好きなことがあるなら、あんまりまわりのことを気にせずにやればいいんじゃなかろうか」なメッセージがあったと思います。

レポートその2では、この「あまりまわりは気にせずに」をまとめてみようと思います。

まず、おもしろいなと思ったのが、佐野さんとDaveさんのセッションでの次のコメント。

シリコンバレーな人たちは)TechCrunchなんかほとんど読まなくて、自分のことにしか興味がない。

アメリカらしいのか何なのか。日本ではたしかに、何となくニュース追わなければ的な雰囲気ってありますよね。「え?そんなのも知らないの?ググってから夢語れよ」ではないですが。…こわい。私はネットクロウリングが得意でなくて、かなりこういう雰囲気に萎縮していたので、興味持ったニュースだけざざっと追えばいいよねと思えたのは救いでした。tfj2010万歳。

あと、「起業なんて、ちょwそんなリスクwww」という人についても話題になって、これに対する考え方もおもしろかったです。

リスクを気にする人がいるけれど「東京でサラリーマンをして4000-8000万円の借金をして家を買う」のは結構ハイリスク

家を買うために借金するくらいの額なら返せるわけで、そのくらいまでなら借りて事業してもいいのでは

「投資なんてギャンブル」という人が家を買っているのを見ると、「そんなにポートフォリオが偏って、それはギャンブルではないのかと…」と思うことはありましたが、もう一歩進んで、なるほど!と。「家には資産としての価値がある」という考え方もありますが、渡辺千賀さんの「7000万円で買ったマンションが売る時には2000万円台になった orz」というコメントが出て、家…。

まわりを気にしないというか、「それ本当?」と考えてみるのも大事そう。起業とリスクと「それ本当?」についてもうひとつ。

起業は超絶リスキーで失敗してお先真っ暗奈落の底へ…みたいなイメージがありますが、そんなになっている人っていますか?見たことありますか?

少なくとも私の身のまわりにはいない?多分。

そんなこんなで、ちょっと我々日本人はまわりを気にしすぎなのかなと感じつつ、でもそこはそこでいいところよねと思いつつ、自分の気になること好きなことに精一杯リソースを割り当てるのが吉なのかなと思いました。で、cookpad佐野さんの言う「10年くらいやってるとさすがにまわりも一朝一夕には追い付けなくなるよw」という状態になるのでしょうか。

そんなこんなの「あまりまわりは気にせずに」でした。

また続きを書きます(^^)