『アートとコンピュータ』 再読中 漂着重油交換展の写真をようやくみつけた!

これまで読んだ本の中で一番感銘を受けている本かもしれないってくらい好きな本です。

アートとコンピュータ―新しい美術の射程

アートとコンピュータ―新しい美術の射程

Amazonにすすめられて偶然手に取ったので、出会いは偶然なんですけどね(^^;

この本の中で一番好きなのが「漂着重油交換展」の部分です。この本をはじめて読んだ2年前からずーーーっと写真でみたいと思っていたのですが、なかなかみつからず。今日ふと思い立って英語で調べてみたら、念願かなってプロジェクトのページがみつかりました!

上田麻希さん(『アートとコンピュータ』の著者 藤幡正樹さんの研究室の卒業生)のプロジェクトで、1997年の年初のナホトカ号重油流出事故 - Wikipediaを題材にしたインスタレーションです。

このプロジェクトについては「第5章 あってはいけないものがそこにある」で言及されているのですが、「メディアとは何か」「どうやってデザインするのか」とても多くのことを学びました。今でも時々読みなおしてふむふむと毎度考えをあらたにしています。

「漂着重油交換展」は本で読んだだけなのですが、次にやりたいと思っているプロジェクトの着想はここから。2年前からあたためつつ、夏くらいに動き始めたい。

ああ、それにしても写真を見られてうれしい!小躍りしたいほど嬉しい!

そんなこんなの『アートとコンピュータ』再読中の嬉しい出来事のメモでした(^^)


余談: 上田麻希さんのブログをみつけて、とてもおもしろそうで、さっそく RSS reader へ!タイトルも素敵。

最近お会いしたチェリストであり作曲家でもある pirami さんも「魔法魔法」と言っていて、今「魔法」や「魔女」がとても気になります。

魔女と言えば『西の魔女が死んだ』よい話でした。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

人を楽しい気持ちにできるよい魔法が使える魔女になりたいものです。