NHKの「ハーバード白熱教室」を楽しみつつ、読書について考える

NHKの「ハーバード白熱教室」が大好きです。最新の放送が見られるようになる月曜日は毎週楽しみ。

http://www.nhk.or.jp/harvard/

先日この講義の本が発売されて、予約注文して購入しました。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

毎週放送を見つつ、講義の本をちょいちょい読み進めつつ、読書について考えます。がっつり一瞬で速読…ではなくて、定期的にゆっくり味わう読書というのもあるのだなあと。

週一の講義の放送と連動した仕組みだと、「すぐに一冊読まなければいけない」という強迫観念から開放されて、丁寧に読書に取り組めて、よい感じに読書のペースが整います。すばらしい。

速読やフォトリーディングに熱中した時期もあったし、ある事柄の概要を俯瞰する時などそういう読み方も大事なのですが、大事な本を丁寧に読んだり、未知の分野の本にじっくり取り組んだり、そういうことがうまくできなくなってしまうのも否めないところ。

講義の放送を見つつ、本を読み進めつつ、そんなことを考えます。

速読期を抜けてある程度いい本に当たれるようになったのも、ゆっくりじっくり読書を大事に思うようになった一因かもしれない。

時々呪文のような文章に、むーっとなりますが、それもまた門外漢の分野に取り組む時の醍醐味。ゆっくりじっくりだと、何とか乗り切れるし、また番組を見直しても。

さてさて、今週の分も読まないと。先週よりもちょっと短いようなので気楽 :-)


そうそう、平野啓一郎さんがゆっくり読書な本を書いています。こちらもおすすめ。

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

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