ロバストな宗教?

イスラムの怒り』を読み終えて、イスラム教にとても興味を持っています。

イスラムの怒り (集英社新書)

イスラムの怒り (集英社新書)

タイトルの「ロバストな宗教」は読み進めていく内に頭に浮かんだ言葉です。・・・うーん、ロバストじゃないかな、何て言えばいいんだろう。何というか「懐深く運用されていて頑健」というイメージ。

どういう部分からそう感じたかというと、コーランの「できないならば〜せよ」という記述などに見られる、できないことも受け入れて代替案が提示されている部分。たとえば、旅行中で断食ができなければ戻ってきてしなさい、など。もっと厳しい教えのイメージがあったのでとても驚きました。

冒頭の『イスラムの怒り』の中で『イスラーム文化−その根柢にあるもの (岩波文庫)』の著者の井筒さんのコーラン訳が引用されているのですが、こちらもおもしろそう。早速上巻を注文してみました(^^)

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

コーラン〈中〉 (岩波文庫)

コーラン〈中〉 (岩波文庫)

コーラン 下 (岩波文庫 青 813-3)

コーラン 下 (岩波文庫 青 813-3)

こういう風に新しく興味が広がるきっかけは心優しきまわりのひとたちのおかげだと思います。ご縁に感謝。