共通のコトバ - 料理、園芸、編み物、折り紙… 英語だけじゃないよ!

タイトルで「言葉」ではなくて「コトバ」とカタカナにしたのは、いわゆる自然言語だけではなくて、もうちょっと広義の趣味や何もかも含めたものをさしたかったからです。

オーストリアで生活をはじめて、プログラミングはもとより、料理、園芸、編み物、折り紙など、意外な趣味が人と知り合う際に役立っています。そうそう、こっちでは作っていないものの、プラモデルも話の糸口になりました(^^;

こんな体験を通じて思ったことがふたつあります。

ひとつ目は、小さい頃の英才教育みたいなのも大事かもしれないけれど、いろいろな体験を通じて人とくっつく時の糊しろを増やしておくって大事だなということ。編み物なんて短期的に見たら時間の無駄以外の何物でもないのですが(やってみるとわかるけれど、恐ろしく time consuming ですw)、世界で多くの人たちが楽しんでいる愛すべき趣味で、編み図の読み方やきれいな編み方を教えてくれた母や祖母にここにきて大感謝。プライスレス。

で、もうひとつはというと、よく「英語が苦手で…」という人がいますが、英語以外にも共通のコトバはあるから大丈夫ということ。「英語がああああ、ひえええ」と言っていた友人・知人でも、いざ飛び込んでみたら何かしら共通のコトバがあって全然問題なかったというのを随分見てきました。全部合わせて何か語れればいいんじゃないかな。プログラミングでも、ゲームでもアニメでも、旅でも、好きな食べ物でも、何でも。逆に何も語ることがないことが、英語を話せない以上に危ないと思う。

あれこれやれやれと、料理教室に連れていってくれたり、編み針や毛糸を買ってくれたり、毎月『趣味の園芸』を買ってくれたり、日本折り紙協会に入れてくれたりした母には頭があがりません。そんな彼女も所謂教育ママだったんだけどね。私が中学生か高校生くらいの時に面倒くさくなったようです。

そんなこんな。興味の赴くままいろいろなコトバを身につけようじゃないですか(^^)