kcanvas = 頭の中の地図を作りたい、人の頭の中を旅したい?

Kcanvas というウェブアプリケーションを作っています。「好きな本」「お気に入りのポッドキャスト」「NYで行くところ見る物」「研究のヒント」といったキャンバスを作れて、そこに断片的な情報をぺたぺた貼れるというものです。

日々ぺたぺた貼りつけつつ、何か変だぞ!という違和感があって、何だろうと考えていました。

頭の中はキャンバスやディレクトリなんかに分かれていなくて、もっと messy でぐちゃぐちゃなんだ。

「おもしろ!」と思った情報を切り取って保存する時に、どのキャンバスに貼るか、新しいキャンバスを作るか考えるのは何か不自然。以前切り取った情報を探す時にも「どのキャンバスだっけ?」とキャンバスをあれこれ開いて見るのも気持ち悪い…。キャンバスが分かれていると偶然に周辺が見える良さも半減しちゃうし。

で、全部を一枚にしてみました(^^)頭の中の地図のような感じです。私の頭の中を旅して遊んでいいよ!私も他の人の頭の中を旅してみたいです。シェアしたのはアートの情報だけど、まわりにある本の情報も気に入ったら旅をして見て行ってねと言う感じ(…どんなw)。

Inside My Head

Inside of Akiko's Head - Kcanvas place to collage fragments of information

もちろん2次元に貼っちゃう制約はあって、これまでにも情報の可視化の分野では、それこそコンピュータの黎明期からいいろいろなビューが提案されているのだけれど、「頭の中の地図」「頭の中を旅する」っていうメタファーを結構気に入っていて、とりあえず2次元でいこうと思います。地図と考えると、Google Maps などの地図サービスに学ぶところが多くて、「ここへのリンクをシェアする」みたいなことを機能としてつけたいです。移動も単に検索結果を表示するってだけじゃなくて、目的地へのパスに落ちている情報も楽しめるようなインターフェイスを提供できたらいいな。

私の頭の中の地図を作りました、旅していいよ。あなたの頭の中も旅したいな

ちょっと言葉になってすっきりしました。明日から3日間、Vienna/Wien/ウィーンで Startup Week という大きな集まりがあります。期間中にも少し進めて、いろいろな意見をもらいたいです。