海外で日本人と交わるか?なんて問いはナンセンスだったんだ

ひょんなことから先月ベルリンで、先週ウィーンで日本の方のお宅でお世話になりました。海外で何かを成すぞと奮闘している素敵な人たちです。ありがとうございます(TT)

で、気付いた。よく、

海外に出ても日本人とばかりでつるんでいてはいけない

と言われていますが、これ本当かな?日本人としかつるまないと得る物は少なくなりそうでもったいないかもしれない。けれど、最近、過剰に相手が日本人であることを意識しすぎることはないんじゃないかなと思うようになりました。こっちで新しく人と知り合って、「どこから来たの?」「日本だよ」みたいな会話はするものの、お国自慢お国自虐話をするくらいで、大して国籍なんて気にしないのと同様に。

私自身、ヨーロッパに来たばかりの頃、今住んでいるリンツには日本人が少なくて、日本語を話す機会がないこと、日本人同士でかたまる罠に陥らないことをいいことだと思っていました。今こうして文章にしてみるとなんてアホなんだ…!ハズカシイ(^^;

当たり前ですが、日本にいる時と同じで、馬が合う人もいればそうでない人もいて、気の合う同郷の人と会うとうれしいわけです。「日本人とばかりでつるんでいてはいけない」の呪縛にとらわれて、素直に場を楽しめないこと、出会いを喜べないことの方がよっぽど問題じゃないかな。こっちで会っう日本の人たちは海外で奮闘している人たちで、変に日本人を忌避して彼らと交わらないなんてもったいない。そんな風に思いました。

海外で日本人と交わるか?なんて問いはナンセンスだったんだよ!