IT戦士の新しいキャリアパス?データジャーナリストなんていかがでしょう
英ガーディアン(Guardian)のデータブログを見ていると、執筆者「James Ball」の記事が。WikiLeaks から Guardian に転職(?)したようですね(^^)
この人については、たしかガーディアン本(『WikiLeaks アサンジの戦争』)で読んだか、WikiLeaks 関連の動画で見たか、「データジャーナリスト」という仕事が印象的だったのを覚えています。記事を書けて、プログラムを書いて分析できて…って、従来のジャーナリストにはない強みだよね、と。
シリアスな国際トピックが好きで、文章を書くのが好きで、牧場で動物が育つ不思議なゲームを作るのに魂を売るのはちょっと…(==)という人は「データジャーナリスト」としてキャリアパスを開拓するのも一興かもしれません。個人的にも今後のキャリアのひとつとしておもしろいと思っています。
あまり日本では聞かない仕事ですが、「ないのなら作ってしまえホトトギス」ならぬ「ないのなら作ってしまえ仕事」。で、名乗ってしまえばOK。世界はそんな風にまわっている気がします。
というわけで、「データジャーナリスト」なんていかがでしょう(^^)&データジャーナリズムに特化した会社や非営利の組織を作るなんていうのもおもしろそうですね!
■ データジャーナリズムについて考えるきっかけになる本
ガーディアン本!WikiLeaks と連携して機密情報の公開を進めていったガーディアンが、どう大規模データと奮闘したか読むことができます。「私だったらこうやる!」「ちょwwwそれはないない」などと突っ込みながら楽しく読めます(^^)オススメ。
- 作者: 『ガーディアン』特命取材チーム,デヴィッド・リー,ルーク・ハーディング,月沢李歌子,島田楓子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/15
- メディア: 単行本
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■ (追記)シリアスIT?そんな道があってもいいよね
以下、『フェイスブック 若き天才の野望』より。
ザッカーバーグ自身は、こうした多くのアプリのバカバカしさに失望していた。彼の望みは、自分の会社が人々にとって大切なことを伝え合うために役立つことであり、遊びをやりやすくすることではなかった。(第11章 プラットフォーム p334)
ザッカーバーグお気に入りのフェイスブックアプリケーションは、パーカーとグリーンが作ったコージズだった。それは高潔な動機に支えられた、非営利団体の募金を手助けするものだった。(第11章 プラットフォーム p339)
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
- 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/01/13
- メディア: 単行本
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