独立、独立、頼れる関係を作っていく

「親から自立する、独立する」と言います。社会人になると多かれ少なかれ会社や組織は親みたいなもので、親が入っているところに会社を入れてみると、「会社から自立する、独立する」。これは時々耳にする程度で、日本ではそこまで多くの人がすることではありません。

転職は一般的になりつつあるものの、回数が多いと日本では「その年齢でその回数は…」「将来をきちんと設計した方がいいですよ」となりがち。

ただ、会社でアイデアを製品やサービスにする方法を学んで独立して、自分でほしいと思うものを作ったり、誰かが喜ぶものを売ったりするのって大事じゃないかなと思います。雇用を創出するかもしれないという面でも、こうあるといいなと思う世界にちょっとでも近づくかもしれないという面でも。もし自分が会社や組織を営んでいて、誰かが独立したいよーと言ったら、抜けちゃうと大変だなあと思いつつ、

GUIのコンセプトを打ち立てたアラン・ケイさんは次のように言っています。

The best way to predict the future is to invent it. By Alan Key
(将来を予測する一番いい方法は、自分で発明することだよ!)

とはいえ、多分がむしゃらに独立や自立を達成するようなものではなくて、お世話になった組織や人と頼れる関係を作りつつ、親しき仲にも礼儀あり&みんな幸せにを心がけつつ、みつけた機会はどんどん活かして、ネットワークを広げていく感じなのでしょう。

オーストリア/ヨーロッパ生活1ヶ月、そんなことを考え感じています。