neutra: 母国語で記事を読みたい&人が読むのを手伝えたら…

外国語メディアと日本語メディアで流れる情報って結構違います。日本には金盾(中国のファイヤーウォール)はないけど、言語の壁が日本では金盾相当… orz

この問題については、ずっとどうしたものかと考えていて、差分を見つけるプログラムを書きかけてみたり、地道に記事を書くぞと意気込んでみたり(そして書いてみたり)、みんなで翻訳できたらいいのに!と妄想してみたり。冬休みにもやろうとしていましたね。これ書いた時に MS Collaborative Translations Function を教えてもらって、もぞもぞしていました。

で、春休みだし、1つやっちゃうぞ!と思い立った人が適当に小さい単位で翻訳して、わっさり訳文が集まっていたら母語で外国語のウェブページを読めるかも?というプログラムを書き始めました。クライアントサイドは Chrome の拡張で、サーバーサイドは rails でぺらり。中立(neutral)な視点が得られるといいな、翻訳(translation)っていいよねと「neutra(ニュートラ)」という名前にしました。

neutraSample

みんなで翻訳するのを支援するサービスは既にあるよーーーと言われそうですね。たしかにあります:

あとは、プロジェクトごとの翻訳もこんな感じで:

ただ、なんだろう、微妙に閉鎖的だったり(Google Translators Tool Kit にはつながる感じがない)、ウェブサイトに組み込むタイプでどのサイトも翻訳できるわけではなかったり(Collaborative Translations Function)とちょっと不自由。理想は、訳す人はその場で訳せて、読む人はその場で読めること。みんなの翻訳のような訳文集約型のサービスだと、そこに行かないと読めない、なかなか行かないので、もったいない。あとは、人が「読みたい!」と思うには、訳者の顔が見える必要性って結構あるかなと思っていて、facebookTwitter との関係を密にしたい。これは訳す人の reward という点でも多分大事。

平時の国際時事はもちろん、地震の情報や原発の情報など、いろいろな視点からの意見を知っておきたい。

そんなこんなで、こんなサービスはいくつあってもいいよね、とChrome Extensionの勉強がてら作り始めました。来週1週間シンガポールで、ある程度書きあげて公開できたらいいな。

気になった人はお気軽に声かけてください。
@akipponn