言葉好きにはたまらない! 『外国語の水曜日』

研究科のビブリオバトルでチャンプに輝いた『外国語の水曜日』。おもしろくて一気に読んでしまいました(^^)

外国語の水曜日―学習法としての言語学入門

外国語の水曜日―学習法としての言語学入門

副題に「学習法としての言語学入門」とありますが、最初はそんなことを感じさせない楽しいエピソードで読者をつかんで、「言語学入門」は言語トークに馴れてきた第三章にさしかかる頃から。こんな先生がいたら、毎週水曜日とは言わず、毎日この研究室に立ち寄ってしまいそう。

ビブリオバトルでの紹介が素晴らしいので内容の詳細はこちらに譲ります。なんてったってこの回のチャンプ本ですから!

開催報告: 10月21日(木) 研究科ビブリオバトル 『外国語の水曜日』

この本をきっかけに手に取りたくなった本を。

羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門

羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門

同じ著者の本です。スラヴ系の言語に特化したマニアックな一冊(?)

英文翻訳術 (ちくま学芸文庫)

英文翻訳術 (ちくま学芸文庫)

『外国語の水曜日』によると、「文法のための文法ではなく、翻訳等作業のためには何を理解しておかなければいけないかを、的確に示した著作である。」とのこと。

明るいだけに留まらない、イタリア文化の厚みを感じられる本で、筆者にイタリア語勉強したいと思わせたという一冊。読みたい!

ニューエクスプレス ロシア語

ニューエクスプレス ロシア語

筆者が書いたロシア語の学習書。この「エクスプレスシリーズ」の画期的なのは、全20課、一課あたり見開き二ページというコンパクトさ。さらに、30言語以上をカバー(^^;ドイツ語版をさっそく購入して、数ページ勉強してみました。いいですね。ロシア語版もいつか手に取りたいです。

発散気味ですが、言葉好きにはたまらない良書です。多分半分も読む頃には気になる言語のエクスプレスシリーズを注文しているでしょう!気になった方、手にとって間違いないですよ。

筆者が挙げる語学上達のコツは…かなりいい味が出ているので、気になった方は是非手にとってニヤリとしてください(^^)