英語のウェブページを参照しないなんて…!と言われて、そう思った
先日、アメリカ出身(?)の友人と話していると、
- 日本できちんと勉強して、世間的には高学歴と言われる人が、日本語でばかり検索していて驚いた
- 英語で検索するのと、日本語で検索するのでは、出てくるウェブページの数も質も大きく違うと思う
とのこと。
確かになあと思いつつ、一方で、日本語母語だし基本は日本語でもいいんじゃないかなとも思いつつ、もやもやしていました。
ただ、やっぱり調べ物は、どうやら英語でウェブページを探した方がいいのかも。
さっき、母とNHK「ふれあい街歩き」を見ていて、各国の移民の割合ってどうなんているんだろう?という話になりなりました。「各国 移民 割合」で調べてみるも、なかなかいいページが見つかりません。キーワードを「immigrants percentage countries」に変えると、お目当ての情報が載ったページがぱっと出た。
List of sovereign states and dependent territories by immigrant population - Wikipedia
この wikipedia のページは対応する日本語のページがありません。
いたずらに英語英語と喧伝したいわけではないし、個人的には「英語教育がー」という世間の議論はあまり好きではないのですが、こと調べ物に限っては英語に移行しないとなと痛感。冒頭の会話のこともひっかかっていて、エントリーにしてみました。
■ 余談1: 英語での教育や社内英語化とかってどうなの?
冒頭に書いた会話の話し相手の子と、以前、学校の授業が英語化されることについて話しました。彼女曰く、「英語にして余計意味がわからなくなるなら日本語でいい」とのことで、たしかに(^^;;;もっともな指摘だと思います。社内英語化もそうじゃなかろうか。
あと、小さい頃から英語を…というのも個人的には疑問が残ります。アメリカの小学校につっこむくらいだったらよいと思うのですが、いたずらに英語の塾に通わせるくらいなら、きちんと思考できるように基礎的な勉強をした方がいいんじゃないかな。いくら英語ができても話すことがなければ何だか…だし、逆に話したいことさえあれば、無理無理がんばってコミュニケーションするはず。そういう人はたくさん周囲にいます。かく言う私も、困ったら絵を描いて何とかしようとします。それで何とか生きていけるのだ。うまく話そうとするのはそのあと好きこそものの上手なれでドライブするのがよいのではないでしょうか、と思います。翻訳20数年の母も同じ意見。
村上春樹さんが『IQ84』出版後に出た monkey business のインタビューで英語について、語ることもないのにいたずらに勉強しても…的なことを書いていた気がしますが、詳細忘れてしまいました(^^;
モンキービジネス 2009 Spring vol.5 対話号
- 作者: 柴田元幸
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2009/04/20
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
■ 余談2: 技術系の調べ物は英語でしたい
英語のウェブページやQA掲示板のやり取りの方が優しい気がして、英語での調べ物が好きです。日本の特定技術系QA掲示板のやりとりはガクガクブルブルで、検索して上位に出て来てもスルーしてしまうことがあります(^^; 軟派プログラマです。
■ 余談3: 英語学習の好きな本
世の英語学習が苦手…と書きましたが、中には良書も。好きな本をリストアップしてみます。
- 作者: 村上憲郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 505回
- この商品を含むブログ (225件) を見る
Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本
- 作者: 遠田和子
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 46人 クリック: 1,539回
- この商品を含むブログ (44件) を見る